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2021年8月3日更新

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頭痛
頭痛はいろいろな原因で起こりますが、
大きく分けると2つに分類されます。
脳や身体に器質的な異常があって、
放っておくと生命が危うくなるかもしれない頭痛、二次性頭痛と、
そうでない頭痛、一次性頭痛です。
生命が危うくなるかもしれない頭痛は、
くも膜下出血や脳腫瘍、
つまり脳もしくは身体の器質的な異常によって生じます。

器質的な異常のない頭痛はさらに2つに分けられます。
頭の血管が拡張しておこる血管性頭痛と、
肩や首の筋肉の緊張や精神的ストレスからくる
緊張型頭痛です。
血管性頭痛は更に片頭痛と群発頭痛に分けられます。 

 頭痛で悩んでいる方の半数以上は緊張型頭痛で、
首筋から後頭部、またはこめかみのあたりが
締めつけられるられるように痛みます。
ほとんどの場合、身体的精神的ストレスや
首の骨(頚椎)の老化が原因となっています。
うつ状態が関わっている場合もあります。

最近では、スマホやパソコンのやりすぎによる頭痛が
急激に増えており、これも緊張型頭痛の一種といえます。
パソコンで1日中仕事をして、その結果生じた頭痛を
スマホで紛らわせようとして独りでは脱出不可能な
袋小路にはまってしまうという図式です。

片頭痛は月に1-2度、発作的に頭がズキンズキンと
拍動性に激しく痛む頭痛です。
嘔気や嘔吐を伴う場合があります。
通常は、片側だけに起こり、光や音に曝されると
痛みがひどくなります(光過敏、音過敏)。
また、頭痛が始まる20-30分前に目がチカチカして
視野の一部が見えなくなる(閃輝暗点)などの
前兆がある場合もあります。

◆最近では、マスク頭痛が話題に上ることがあります。
マスクをしていると、暖かい呼気を吸い込む、
炭酸ガス濃度が高くなっているかもしれない呼気を吸い込む
といったことで血管が拡張し、片頭痛が誘発されるかもしれない
という考えによります。

群発頭痛は片頭痛に似て、
やはり拍動性の耐え難い痛みを特徴としています。
通常、年に1-2回、頭痛が集中して起こります。
1回の頭痛は1-2時間でおさまりますが、
それが1-2ヶ月の間、ほとんど毎日起こります。
また、涙が出たり、鼻水が出たりといった
随伴症状が起こる場合があります。 

緊張性頭痛や血管性頭痛がこじれて
起こる頭痛(慢性連日性頭痛)として、
頭痛のための痛み止めを服用し過ぎたために
薬が切れると痛くなる頭痛や、
うつ状態のために起こる頭痛などがあります。 

雷鳴頭痛

雷鳴頭痛とは突然雷に打たれたかのごとく、
にわかに起こる激しい頭痛を意味します。
これにあてはまる疾患としては
クモ膜下出血、椎骨動脈解離、脳出血、下垂体卒中、静脈血栓症、
RCVS、第3脳室コロイド嚢胞、低髄液圧、などが
挙げられます。

基本的には器質性疾患を有する激しい頭痛、二次性頭痛として
理解されてきました。

しかし、最近国際的にも原因疾患が明らかでない症例も
多く見られるようになり、
一次性雷鳴頭痛の疾患概念が生まれてきています。

ただ、器質的原因による雷鳴頭痛がすべて否定されたあとに初めて
一次性雷鳴頭痛と診断されます。

最近、二次性頭痛か一次性頭痛かと論議されている雷鳴頭痛に
RCVS(reversible cerebral vasoconstriction syndrome、
可逆性脳血管攣縮症候群)があります。

力んだあと、いきんだあとに起こる突然の頭痛で、
MRAを撮ると脳の末梢ー主幹動脈に細くなった部分が
見られることをひとつの根拠として診断されます。

この血管攣縮所見は一度のMRA検査では、
異常か正常かの判断に迷うことがあり、確診には
繰り返しのMRA検査が必要とされます。

治療としては、RCVSが疑われた場合には、
少なくとも血管収縮作用のあるTRYPTAN系の抗片頭痛薬は
見合わせるのが賢明かと思われます。 

クモ膜下出血、RCVSといった原因に基づく頭痛は
症状がとても軽い場合、診断がとても難しくなります。

 頭痛があった場合、
専門医に、まず脳腫瘍や脳出血などの器質的な病気が
ないかを調べてもらい、
次いで症状に合った痛み止めを処方してもらうなど、
適切な治療を受ける必要があります。

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頭痛大学は私も副院長としてお世話になった間中病院の
間中信也先生が作られているサイトです。
とても有名です。

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