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2022年4月10日更新

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無症候性脳梗塞(隠れ脳梗塞)
頭部の画像検査(MRIやCT)で、
たまたま直径数ミリ程度の小さな脳梗塞が
みつかる場合があります。

症状を伴わないで発症した脳梗塞なので、
無症候性脳梗塞とか隠れ脳梗塞などと呼ばれます。

高血圧や糖尿病や高脂血症などにより生じた
脳の動脈硬化性病変が根底にあると」考えられます。

無症候性脳梗塞は数個では無症状でも、
数が増えてくると、脳血管性痴呆の症状が出てきます。

また、本格的な脳梗塞が起こってくる可能性もあります。

つまり、無症候性脳梗塞は
脳血管性痴呆と本格的な脳梗塞への警報です。

従って、何らかの脳梗塞予防策が講じられます。
通常、「血液をさらさらにする」薬剤の投与と
定期的(半年-1年毎)な脳の画像検査が実施されます。

当然、血圧・血糖・血清コレステロール値などの厳重な管理も行われます。

無症候性脳梗塞の最大の原因は
高血圧や糖尿病や高脂血症などの生活習慣病ですので、
生活習慣病のコントロールの最大の目的は
脳梗塞などの合併症を防ぐことにあります。

数値上は満足できる範囲にコントロールされていても、
ひそかに隠れ脳梗塞が進行していては、
何のための治療かわかりません。

高血圧や糖尿病や高脂血症などの生活習慣病の患者さんは
定期的に脳の画像検査(MRIやCT)を受け、
本当の意味で生活習慣病が適切にコントロールされているかを
把握する必要があります。

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