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脳腫瘍 |
脳腫瘍は脳神経外科で扱う疾患の代表です。 頭痛が徐々にひどくなるとか、意識が時々朦朧となるとか 手足が動きにくい、しゃべりにくい、 目の見える範囲が狭くなるとかの症状があれば、 脳腫瘍が疑われます。 脳腫瘍には多く分けて、2種類あります。 良性腫瘍と悪性腫瘍です。 良性腫瘍には、髄膜腫や神経鞘腫、下垂体腫瘍等があります。 悪性腫瘍の代表はに多型性神経膠芽腫と呼ばれるものです。 他の臓器の悪性腫瘍つまり癌とか肉腫とかと呼ばれるものとは違って、 脳以外には転移はしません。 脳腫瘍の診断にはMRI/CTが欠かせません。 また、治療は手術による腫瘍の摘出が第一選択ですが、 腫瘍の政情や大きさによっては、化学療法や放射線療法等が 手術と併用されます。 とても進行が遅いように思われる良性腫瘍の場合には、 定期的な画像診断だけで経過を観ることも行われます。 |