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2022年10月31日更新

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てんかん
てんかんは、大脳皮質ニューロンの異常な興奮による
けいれんなどの発作症状(てんかん発作を反復する、
慢性の中枢神経疾患である。

てんかん発作の病態
ニューロンは、他のニューロンからの興奮性シグナルと
抑制性シグナルによって興奮が調整されている。

てんかんは、この調節のバランスが崩れることによって
ニューロンが過剰興奮し、発作が起こる。

興奮性シグナルの伝達には、主にグルタミン酸が、
抑制シグナルの伝達には主にGABAが関わっている。

 ◆現在行われているてんかん分類の特徴
てんかんの臨床上の分類は少し煩雑
1)症状である発作を分類
2)疾患としてのてんかんを分類

発作型からの分類
「部分発作」
「全般発作」
臨床的な発作所見や脳波に基づいて、
症状である発作を分類

病因からの分類
特定の原因がない「特発性」
何らかの脳の疾患のある「症候性」

てんかん病型
発作型と病因を軸に、発作年齢、重症度、予後などによって
症候群としてのてんかんを分類したもの
「特発性部分てんかん」:寛解率100%に近い
「特発性全般てんかん」:約80%
「症候性部分てんかん」:約50%
「症候性全般てんかん」:約20%

発作型の分類と、疾患としての分類を混同しがち
発作型の名前があたかも疾患名のように用いられることがしばしばある。

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