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2022年10月10日更新

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Guillain-Barre症候群GBS
GBSは免疫・炎症性neuropathyで最も有名な疾患

急性の運動麻痺を主徴とする多発性のneuropathy

自己免疫疾患の一つと考えられているが、軸索を直接する場合もある。
 概要
症状の発現の前、1-3週に上気道感染や下痢がみられる。

初発症状:下肢の軽度のしびれ
次いで上行性に左右対称性の弛緩性麻痺がみられる。
躯幹筋も障害され、呼吸困難となることもある。

四肢末端優位の感覚障害もみられる、他覚的には軽度。

腱反射低下

第7脳神経麻痺による顔面神経麻痺、
第9、第10、第12脳神経麻痺のため球麻痺(構音、嚥下障害)

血液検査:抗ガングリオシド抗体(抗GM1抗体など)陽性

髄液検査:蛋白上昇、細胞普通:蛋白細胞解離

神経伝導検査:運動神経伝導速度低下、伝導ブロック

治療、予後:

多くは6か月以内に回復する、自然回復もありうる。

重篤な場合は死亡もありうる。

軽症例:保存的治療

中等症例:
a.免疫グロブリン静注(IVIg)療法
b.血液浄化療法(単純血漿交換plasma exchange PE

重症(呼吸筋麻痺)例:上記に加え、気管内挿管、人工呼吸などの全身管理

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元気な脳で生きる喜びを

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