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2022年10月21日更新

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多発性硬化症(MS)
炎症性の脱髄性病変が、中枢神経の白質の種々の部位に発生し、
かついろいろな症状が再発と緩解を繰り返す疾患。

自己免疫が関与すると考えられている。

通常、末梢神経系は障害されない。
 概要
好発年齢:15-50歳の女性
       20歳後半がピーク

急激な視力低下(カスミ目、中心暗点):球後視神経炎
数週間で軽快するが、すぐに再発する。

複視:MLF症候群

四肢の脱力や筋力低下、腱反射亢進、Babinski徴候陽性

有痛性強直性痙攣

しびれ、三叉神経痛、Lhermitte徴候

排尿障害(神経因性膀胱)う

運動失調、振戦、眼振、構音障害

多幸性、抑うつ

上記の症状が、再発と緩解を繰り返す:時間的多発

頭部・脊髄のMRI検査にて。大小不同の多数の斑状病変を呈する:空間的多発

髄液検査にて、γ-グロブリンIgG増加

オリゴクローナルバンド陽性、ミエリン塩基性タンパク(MBP)上昇



治療としては:自己免疫反応を抑える、後遺症を抑える。

1.急性増悪期:ステロイドパルス療法、効なきときは血液浄化療法、ブ

2.緩解期の再発予防:INF-β、グラチラマー酢酸塩、
              フィンゴリモド、ナタリズマ

3.神経障害性疼痛:ガバペンチン、ブレガバリン
  有痛性強直性痙攣:カルバマゼピン
  痙性麻痺:中枢性筋弛緩薬(バクロフェン、ベンゾジアゼピン系薬)

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