TM
医療法人社団喜望会
http://drtsujita.com/




医療法人社団喜望会は

を運営しています。

2022年4月10日更新

医)喜望会ようが脳神経外科 | 医)喜望会のコロナ対策
脳ドックのページへ | 初診・脳ドックの予約サイトへ
医療関係者の方へ | 求人案内
医療法人社団喜望会のサイトへ

視神経脊髄炎
視神経脊髄炎(NMO)は、女性に多く、視神経炎と脊髄炎を特徴とする。

時には脳の症状が起こる場合がある。

以前は多発性硬化症(MS)の一病型と考えられていたが、
神経膠細胞(astrocyte)に発現しているアクアポリス4
(AQP4)に対する自己抗体が陽性で、
MSとは異なる自己免疫疾患であることが明らかになった。

SLEやSjoegren症候群など他の自己免疫疾患の合併率が高く、
再発予防にIFN-βやフィンゴリモド、ナタリズマブは無効である。

 概要
◆臨床的特徴

好発年齢:30歳代後半、女性

初発症状は重症の神視神経炎(視力低下、失明、水平性半盲)や
横断性脊髄炎(四肢の運動感覚障害、膀胱直腸障害)多い。

脊髄MRIで脊髄中心灰白質を中心とした3椎体異常の長さの病変が
みられる。

脳の症状がでることがある。

血清抗アポクリン抗体陽性、髄液オリゴクローナルバンドは陰性のことが多い。

 ◆治療
薬物治療

急性増悪期(再発時):ステロイドパルス療法、血液浄化療法

長期の再発予防:ステロイドや免疫抑制薬
           抗CD20抗体(リツキシマブ)の長期投与

Live with Healthy Brain
元気な脳で生きる喜びを

医療法人社団喜望会
http://drtsujita.com/

         TM
©2003-2022