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生活習慣病 |
生活習慣病は脳に様々な問題をもたらします。 高血圧は脳出血、脳梗塞、くも膜下出血の危険因子です。 高血圧がある場合、 無症候性の脳梗塞は40歳代から起こり始める可能性があります。 脳出血はCTによる診断精度の上昇と 血圧のコントロールの進歩のために 以前より減りつつあります。 くも膜下出血には血圧だけではなく、 喫煙や生れつきの素因が関係しています。 糖尿病の患者さんでは、多発性の脳梗塞が極めて高頻度でみつかります。 高脂血症があると心筋梗塞ほどではありませんが、 脳梗塞がおこりやすくなります。 生活習慣病の治療の目的は、合併症を予防することにあります。 定期的に脳の検査(MRI)や頚動脈の動脈硬化の検査(頚動脈エコー)を受け、 生活習慣病のコントロールが適切かどうか確認しておく必要があります。 |