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2022年10月31日更新

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血管性認知症
脳血管性認知症は、脳血管障害に関連して出現した認知症の総称。

病因、病態、症状、経過等多彩。

全認知症の20-30%を占める。

脳卒中発作に伴い急激に発症したり、
新しい梗塞が加わる度に段階的悪化を示したりする。

認知症上の他障害部位によりそう巣症状を伴う。

 ◆概要
◆臨床的特徴

好発しやすい基礎病態:脳血管障害、高血圧、糖尿病、脂質代異常、心房細動、喫煙

抑うつ、自発性の低下、遂行機能障害、夜間譫妄、情動失禁、頻尿、尿失禁など

認知機能はまだらに障害される。

記憶障害はさほどではないことがあり、自覚していることが多い。

運動麻痺、感覚麻痺、偽性球麻痺(構音障害、嚥下障害)

脳血管性パーキンソニズムによる小刻み歩行、

認知症と脳血管障害との間に因果関係がみられる。

 ◆治療
脳梗塞の再発予防として血圧のコントロール、

抗血小板療法

抗凝固療法

生活指導

リハビリテーション

 ◆NINDSーAIREN診断基準による脳血管性認知症の分類
1.多発梗塞性認知症:
塞栓症や血栓性の機序による主幹動脈本幹や分枝の多発梗塞
2.戦略拠点型梗塞による認知症:
高次脳機能に直接関与する部位の限局性病変
3.脳小血管病変性認知症;
多発性ラクナ梗塞とBinswanger型血管性認知症が重要
4.低潅流性血管性認知症:
心停止や高度な血圧低下によるびまん性脳虚血や分水嶺領域の虚血
5.出血性認知症:
慢性硬膜下血腫、クモ膜下出血後遺症、脳出血などの出血性病変
6.その他:
上記病変の併発やその他の素因 

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