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2025年1月5日更新

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頭部外傷、頭のケガ
頭部外傷の怖いところは、
受傷時はなんともないのに、
時間が経過すると頭蓋骨の中に、血が溜まったり、
脳がむくんで来たりすることでしょう。

頭部外傷に対する脳神経外科医の診察は、
もうすでにこのようなことが起こっているのか、
それとも今は良くても数時間後は大丈夫なのか、
まずは、この点に集中されます。

殆どの場合、
頭蓋骨や頚椎の損傷を把握するためのレントゲン撮影、
頭蓋内の状況を見るための画像検査が行われます。

画像検査としては、CTやMRIが行われます。

高齢者の場合、
外傷直後には全く異常が無くても、
1?2ヶ月後に頭の中に血液が貯まること(慢性硬膜下血腫)が比較的多くあり、
綿密な経過観察が必要です。

頭部外傷を契機とする病態には以下のようなものがあります。
脳震盪
脳挫傷
急性硬膜外血腫
急性硬膜下血腫
慢性硬膜下血腫
外傷性くも膜下血腫
びまん性脳損傷
などです。

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